鉄筋の腐食性環境を改善
中性化の進行の有無に関わらず、コンクリート内部にまで含浸する材料を塗布し、中性化の原因となる二酸化炭素の浸透を抑え、鋼材(鉄筋)の腐食を防止する工法です。また、コンクリート内部の水蒸気を蒸散させることも可能で、鉄筋位置での腐食環境を改善することができます。
特長
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- 構造物を延命化させるので、産業廃棄物を低減させるなど環境負荷を与えません。
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- コンクリート表面の外観を変化させないため、目視による変状調査が可能です。
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- 従来の表面被覆工法(コンクリート塗装工)に比べて低コストです。
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- コンクリート表面に形成される結晶体は、コンクリートと同等の高い耐久性を有します。
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- 二酸化炭素の浸透を抑制し、コンクリートの中性化の進行を通常の50%以下に抑制します。
用途
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- 中性化が進行したコンクリート構造物の鋼材腐食防止
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- 中性化が懸念される構造物への予防保全

中性化の進行により鉄筋が腐食した事例
標準使用量
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- 上塗り(CO2プロテクターA)
0.3kg/m2
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- 下塗り(CO2プロテクターB)
0.3kg/m2