耐久性・施工性に優れた外ケーブル補強工法
外ケーブル補強工法は、既設PC橋梁における車両の大型化対策、橋梁の連続化や拡幅などの構造変更に伴う設計荷重の増加、PC鋼材の劣化によるプレストレスの減少分を補うため、プレストレスを追加で導入することにより,安全性や使用性にかかわる部材の要求性能を満足させる手法です。
RE-SETケーブルシステムは、外ケーブル補強工法のひとつで、耐久性・施工性を改善し、張力の再緊張・解放の機能を兼ね備えた工法です。
特長
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- 高耐久性を確保:多重防錆(マルチレイヤプロテクション)の採用により高い耐食性を実現
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- 外ケーブルの再緊張・張力解放が可能
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- コンパクトな定着部と作業空間
用途
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- 塩害地域等重防食対応が必要な外ケーブル補強箇所
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- 緊張施工空間が狭小な外ケーブル補強箇所
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- フェールセーフとして適用するなど再緊張が計画される外ケーブル補強箇所
RE-SETケーブルシステム構造概要