技術開発
 初めて高速道路が開通してから半世紀が経過し、日本経済の発展を支え私たちの暮らしを豊かにしてきた高速道路の老朽化が進んでいます。これから先も永く安全にご利用いただけるよう、大規模更新事業と併せて補修にも積極的に取り組んでいます。現場で必要とする補修材料を開発するため、様々な企業が持つ技術やノウハウをマッチングさせることも私たちの仕事です。
私たちが開発する技術や補修材料は、同様に老朽化が進む他の社会資本にも適用できるよう、高速道路の技術基準をクリアするだけでなく、他のインフラ事業者さまの技術基準も視野に開発を進めています。
000 PC-Rev工法によるPCグラウトの再注入状況
000 WP450工法のはく落防止性能試験状況
開発工法・材料の紹介
  • PC-Rev工法
  • 近年の調査や研究から、PC構造物のPCグラウトが完全に充填されない場合があることが知られており,グラウトの充填不足による耐久性の乏しい既設構造物が存在することが懸念されています。
    従来のグラウト再注入工法は、作業時の既設構造物の安全性や再注入の確実性に課題がありました。
    PC-Rev工法は、シース検知型極小径削孔、空洞量推定方法、切換え式グラウト注入方法、再注入グラウト材 の4つの要素技術でそれら課題をクリアする新たなグラウト再注入工法です。
  • UDRB(ゴム支承)
  • 近年、オゾン劣化による積層ゴムの亀裂が報告されています。
    高耐オゾン性ゴム支承(UDRB)は、クロロプレンゴムをベースに特殊配合された被覆ゴムを有する新しい超高減衰ゴム支承です。
    促進オゾン試験の結果、天然ゴム系被覆ゴムと比べ5,000倍以上の耐オゾン性能を有し、オゾンによる積層ゴムの亀裂を長期にわたって抑えることが可能です。
  • WP450工法
  • WP450工法は、ポリウレアを用いたコンクリートはく落防止工法で、スプレーガンによる吹付施工により、高耐久性・短工期を実現します。